こんにちは、internaviこと的場です。
今回は、左折する車両のドライバーがミラーで左後方を確認しているかを検証し
てみました。
検証した場所は、五ケ所の交差点で実施してみました。
五ケ所の確認した車両台数は、合計250台です。
結論から申し上げますと左後方を確認していたドライバーは250台中7台しか左
後方をミラーで確認していませんでした。
ドライバーの性別や年齢は老若男女問わずです。
車両についても大型、普通車、軽四、二輪車どの車両も左後方をミラーで確認し
ていませんでした。
左折するとき左後方から単車が来ていたり、歩行者が車道を歩いていたりしても
その単車や歩行者と接触するかどうかの確認をせずにそのまま左折して走行する
車両ばかりでした。
左折する場合は、巻き込みに気を付けなくてはなりません。
ドライバー自身も、左折する時にボディーを工作物や歩行者等と接触したくない
はずです。
左後方をミラーで確認していれば、少なくとも巻き込みの交通事故を防止できる
はずです。
ドライバーが、左折する時に左後方をミラーで確認していないことが何故分かっ
たかと言いますと、それは、ドライバーの顔の向きと視線の向きで分かりまし
た。
この左後方をミラーで確認しないという動作は、運転が下手なドライバーが多い
と言えます。
運転が上手いドライバーは、自然にサイドミラーを見て安全であることを確認し
て曲がっています。
何故サイドミラーを確認するのかと言うと、巻き込みそうになっていたら停止す
ることができるからです。
巻き込み事故の場合、殆どのドライバーは、ミラーを見ていないことで気付いて
いません。
事故後の聴取時に巻き込んだことに気付かなかったと説明します。
怪我の程度が軽傷ですめばまだいいのですが、轢いてしまうと死亡事故になる確
率が高くなります。
右左折する車の殆どのドライバーは、右左折の方法違反をして曲がっています。
その上曲がる時にサイドミラーを確認しないので本当に危険です。
巻き込まれる単車や歩行者もそんなことは気にせず走行したり歩いたりしていま
すので、どれだけ危険なのかがわかるのではないでしょうか。
更に、曲がる車両のドライバーは、前を見ているようで見ていません。
曲がっている最中から会話に夢中になり後部席を見たり、車内の下方向を見た
り、携帯を見て走行したりしています。
本当に危険なドライバーが多いということを理解して公道を利用しましょう。
交通事故を防止するためには、公道を利用する人全ての人が相互に注意して利用
しないと交通事故を防止することはできません。
「公道」は、自分だけの道路ではないということを理解してください。