数日前東北道でサービスエリアから逆行し本線車道に進入した20歳代の男性
が運転する車両が本線車道を走行中の車両と正面衝突事故を起こして死亡事故が
発生したというニュース報道がありました。
原因について誤って逆行してしまい交通事故になったのではないかということ
を報道していました。
これだけでこのニュースは、終わってしまいました。
こんな簡単に終わっていいのでしょうか?
私は、以前から何回もこの逆行による交通事故について申し上げてきました。
何故このような逆行による交通事故が起きるのか?
車を運転して高速道路のサービスエリアやパーキングエリアを利用したことの
あるドライバーなら休憩のためサービスエリアやパーキングエリアに入ってきた
車両が当たり前のように敷地内を逆行している場面を目撃したことがあると思い
ます。
それも1台や2台ではなく複数台の逆行車両をです。
多いときには休憩に入って出発するまでの間に20~30台の車両がエリア内を
逆行するのを目撃する事があります。
最近では、逆行する車両を見る事が当たり前になっています。
しかし、この現状に逆行事故の原因があるのです。
国や警察は、「逆行運転をしないようにしてください」と呼び掛けるだけで目
に見える有効な対策を取っていません。
警察官は、サービスエリアやパーキングエリア内は逆行していても取り締まり
ができないから仕方ないと言うことで何もしません。
それが原因で逆行事故は頻繁に発生しています。
サービスエリアやパーキングエリア内であっても不特定多数の者が出入りでき
る場所にあっては道路交通法の適用があるのです。
一方通行の規制など公安委員会規制はできないとしても取り締まれる具体的な
違反はあると思うので、取締りを強化することが逆行を少しでも減らすための最
善の対策だと私は思っています。
まずしなければならないことは、サービスエリアやパーキングエリア内で逆行
する車両を無くす事が最優先な事ではないかと思います。

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