この数日の間で話題になっている踏切遮断棒をノコギリで切断したドライバー
が器物損壊容疑で逮捕された事件がワイドショー等で報道されています。
人身事故で踏切が開かない状況で腹が立ったのは、分からないわけではありま
せんが遮断棒をノコギリで切断することなど大人の常識に反しています。
ニュースになりスピード逮捕に至りましたが、器物損壊事案はよく現行犯しか処
理できないということです相手にもされないことがありました。
私が警察官として現役の時にも先輩から「器物損壊は現行犯しか処理でか無い
んや。
もっと法律を勉強しろ。」と言われ納得がいかなかった私は、先輩に逆らって
口論になったのを思い出しました。
世間の反響を浴びた事件は、処理して反響を浴びなかった事件は処理しないで
はおかしな現状があるとしか言いようがありません。
今回の事件の容疑は、物損壊事件として逮捕したと報道されていましたが、言
うまでもなく道路交通法(遮断踏切)の違反になりますので併せて事件処理がな
されることだと思います。
因みに遮断踏切の違反は、普通の踏切不停止違反よりも危険な行為なので罰則
は厳しくなることを知っておいてください。
車を運転するドライバーは、違反をしないようにしましょう。

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