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Author:internavi
本名 的場 幸秀(まとば ゆきひで)1960年生まれ、奈良県在住の元警察官です。約35年間勤務 刑事、交通、地域、警務、高速道路交通警察隊で活躍。交通事故防止のために全力を挙げて活動。日々の気付いた交通違反の種類について綴っていきたいと思います。 メンタル心理ヘルスカウンセラー、メンタル心理インストラクター、チャイルド心理ヘルスカウンセラー、子ども心理インストラクター資格所持

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交通違反の種類を知って得するブログ
真の交通事故防止を叶えるため多種多様な事象をとらえていきます
徳島自動車道の交通死亡事故!!
 8月25日の徳島自動車道においてトラックが停止中のマイクロバスに衝突

し、マイクロバスが法面から落下しマイクロバス乗車の2名が死亡するという交

通死亡事故が発生しています。

 この交通事故の発生原因は、トラックドライバーが「前を見ていなかった」と

供述しているという事でした。

 このドライバーの供述以外にも原因があったのではないかと思います。

 例えば、私が常に論説している高速道路で「等速度走行」も原因の一つではな

いかと思います。

 この「等速度走行」とは、走行中一定の速度80キロを保って走行するで燃費

を抑えることかできる」という考え方で全国のトラック業界が昔から推奨してい

る走り方です。

 この走り方は、運送会社の経営者側からすれば経費節約の問題等考えるとドラ

イバーに徹底徹底させたいのだと思います。

 しかし、実際に走るドライバーにすると目の前に起こる交通状況は、その都度

変化し「等速度走行」が適した走行方法だとは言えないのです。

 ドライバーはその事が分かっていようが分かっていないのであろうが「良い勤

務評定を期待し、「等速度走行」を維持するために無理して走行してしまうので

す。

 今回の徳島自動車道の交通事故もトラックの悪い慣習が招いたと言っても過言

ではない交通事故だと思います。

 「等速度走行」ではなく目の前の交通状況に応じた運転が評価されるようにな

れば、現状のトラック事故は激減するのではないかと思います。

 私もトラックに乗っていた頃高速道路を走行していて眠くなったので次のS

A、PAまで減速し走行したところ会社に戻るとデジタコの記録だけ見た上司か

ら「何故この部分が速度が落ちているんですか」と言われたので「眠くなったの

で減速し、次のSA、PAまで安全速度で走行したのですが駄目でしたか?」と

尋ねると、上司は、「他の人は、一定の速度で走行しているのに、貴方は何故一

定の速度で走できないのですか?」と言われたのです。

 私は他のドライバーからは、「走行中眠くなるけど会社の評価が下がるから無

理して走行している」と聞いて、他のドライバーも無理して走っているのを知っ

ていました。

 それで上司に対して「眠いのに無理して等速度走行をしろというのですか?普

段から安全運転をするようにという指示は嘘なのですか?」と言うと「他のドラ

イバーは、一定の速度で走行しているいるんだからできるでしょう」と言われま

した。 

 驚きました。

 私は、それが原因で危険な運転を強いる会社には居る事ができない。

 交通事故を起こしてからでは身も蓋もないとと判断し、この会社を辞めまし

た。

 しかし、辞めるに辞められないドライバーは無理して走行しているのです。

 普段見掛けるトラックは、この状況で走行しているのです。

 今回の徳島自動車道の交通事故もこの事が原因であることは間違いないと思い

ます。

 公道を走行しているトラックは危険であるという事を認識して下さい。


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