公道を走行中、対向する車両がタイヤ突出状態で走行しているのをよく見かけます。 警察官がいても止めて処理する場面も見たことがありません。 毎日毎日この状況が続けば無法状態となり整備不良車両が今以上に増加を続けます。 タイヤが突出すれば違反になることを知っているドライバーは、オーバーフェンダーを掛けて正規の届け出をせずに走行している車両があります。 どちらも交通違反になります。 タイヤ突出とは、回転部分が突出するという事でタイヤが直進方向に向いている状態に、タイヤ、ホイルステップ、ホイルキャップ等の走行装置の回転部分がフェンダーの最外側部分よりも突出している事を言います。 必ずしも車幅より突出していることは必要ではありません。 幅広タイヤに取り替えたため、タイヤ部分が突出しているもの、フェンダーの一部を切除又は取り外したため、タイヤがむき出しになったもの、左右のタイヤの最外側端間の幅が自動車検査証に記載された車幅より広いものを言います。 オーバーフェンダーとは、フェンダー部分を改造し突出回転部分を覆っているものをいい、「オーバーフェンダー」は、道路交通法違反第62条違反(整備不良車運転禁止違反)にならないので、道路運送車両法違反第67条第1項違反(車検証記載事項<車幅>変更記入義務違反)として処理されるkとになります。 整備不良車運転禁止違反は、減点1点、反則金7,000円の違反ですが、道路運送車両法違反は、罰則が厳しく検挙されると普通送致という処理が取られ刑期や罰金等が決まります。 この違反行為が規定されているのは、交通事故に結びつく行為であるから規定されているので違反をしないようにしましょう。
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