またしても痛ましい交通死亡事故が起き、3名の方がお亡くなりになりました。 場所は、奈良県川上村大迫トンネル内で午後3時半頃正面衝突です。 今シーズンは、大台ヶ原や尾鷲に向かう人行楽を楽しんで帰る人が乗る車両でごった返しています。 私が現役当時この場所を管轄する警察署で勤務したときもこのシーズンは観光客で渋滞が頻繁に起き大変でした。 犯罪や交通事故等何もなく1日が終わるとホッとしたのを思い出しました。 その反面この国道169号線は一度交通事故が発生すると大きな交通事故が起きるのです。 トンネルの数も多く気を抜くと平穏に通行している状況が一変して悲惨な状況の道路状況へと変わってしまいます。 今回の交通死亡事故は、午後3時半頃と明るい時間帯に発生しています。 場所も、トンネル内と特殊です。 夏休みでありお盆であり、普段余り運転をしない人が運転する車両が非常に増加する期間です。 色々な悪条件が重なり起きた交通事故だと言えます。 でも、避けることも出来たのではないかと思うのです。 「交通事故防止請負人」を名乗らせて貰っている私のアドバイスは、交通事故の本当の怖さを車を運転するドライバー全ての人に再認識して貰うしかないということです。 交通事故を起こさないと思っているのか、走行しながら携帯やスマホをいじっている、同乗者と会話をしながら時々脇見をしている、雑誌や新聞を見ている、車線変更や右左折、車線変更するときに方向指示器で合図を出さない、路外施設から車線に合流するとき走行車両があり車間距離に充分な距離がないのに自分のタイミングで強引に割り込む、やたらと必要の無い意味不明なブレーキを踏む等何時交通事故を起こしてもおかしくないドライバーが非常に多いということです。 「私は、大丈夫だ」思わないで車を運転するときは、「何時交通事故を起こすかもしれない」と自分に言い聞かせて運転に集中してください。 運転していない普段では、交通法規を一つでも多く覚えてください。 「初めて通る道だから分からない」ではなく、交通法規を覚えると道路標識や道路標示を見て判断できるようになります。
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