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Author:internavi
本名 的場 幸秀(まとば ゆきひで)1960年生まれ、奈良県在住の元警察官です。約35年間勤務 刑事、交通、地域、警務、高速道路交通警察隊で活躍。交通事故防止のために全力を挙げて活動。日々の気付いた交通違反の種類について綴っていきたいと思います。 メンタル心理ヘルスカウンセラー、メンタル心理インストラクター、チャイルド心理ヘルスカウンセラー、子ども心理インストラクター資格所持

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交通違反の種類を知って得するブログ
真の交通事故防止を叶えるため多種多様な事象をとらえていきます
センターライン寄り車両の増加は何故か?


こんにちは、internaviこと的場です。


今までにも気が付いたときに「センターライン寄り車両」について投稿させて頂いていますが、ますます日を負うごとに増加しているように感じます。


この記事を書いていた日に停止した場所まで来る手前約1キロメートルの間でセンターラインを踏んでいた対向車両は26台でした。


センターラインをはみ出して走行していた車両は、9台でした。


双方を合わせると35台の車両が「センターライン寄り」を走行していたのです。


僅か1キロメートルの距離においてです。


非常に危険な車両が増加しています。



数日前自動車教習所の仮免許練習車が助手席に教官が乗り走行していたのですぐ後ろで走行の仕方を見ていたところ交差点を

右折するため赤信号で停止した状態を見て驚きました。



この車両は、右側の前後のタイヤがセンターラインを踏んで右側のサイドミラーが対向車線にはみ出した状態で停止したので

す。



横の助手席には、教官が乗っているのに教えている生徒にこのような運転を本当に驚きました。




仮免許の練習中からこのような運転を教えられているのだとしたら「センターライン寄り」車両が増加するのは当然です。



僅か1キロメートル間で対向車線のセンターライン寄りを走行していた車両は、何故このような運転になっているのか分かり

ますか。



まず1つ目は、片手ハンドルが原因です。



特に右手でハンドルの12時の位置を片手で握り走行する行為です。



走行中にこのハンドルの握り方をするドライバーが本当に増加しています。



このハンドルの握りで走行するのは、本当に危険です。



何故危険なのかと言いますと、右手でハンドルの12時の位置を握ると運転姿勢が斜めの左向きに体の向きがなります。

その時頭は、正面に向いて両目が真っ直ぐ前を見るようにします。



人間の体は、意識している時はこの姿勢でもいいのですが、意識していない時はこの体の向きは正面を見ていると頭部に体が

斜めの向きから正面に無意識に修しようとするので、その修正中にハンドルが12時の位置を握っている手が右に無意識に切る

ので走行している車両は、真っ直ぐではなく斜めに走行を始めます。



この運転が、センターライン寄りになったりセンターラインをはみ出してしまうです。



2つ目は、テレビ、携帯電話を注視するようになり、前方の状況を確認するという意識が欠落して運転に集中していないとい

う事です。



集中して前を見ていないのでセンターラインをはみ出す運転になるのは当たり前です。



今一度申し上げたいのは「車は走る凶器である」という事を最重要に認識して欲しいという事です。



皆が利用する公道を走行するのですから、前方に注意して集中して運転しなければなりません。



「命の尊さ」を大切にしましょう。




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自動車用動物よけ警笛

こんにちわ、internaviこと的場です。

最近公道を走行しているとはねられた動物の死骸をよく見かけます。



鹿、猪、狸、猫、イタチ等様々な動物です。


はねた車両は、そのままその場を離れていますがその損傷はかなり酷い状況になっているはずです。


私は、動物をはねて車が損傷するのが嫌ですので動物をはねない為の防止策として

     「動物よけ警笛」

をマイカーと仕事用車両に装着しています。


20210614074504f44.jpg


この写真は、私がマイカーに取り付けている動物よけ警笛の状況です。

ナンバープレートを挟んで左右に1個づつ(2個で1対)取り付けて使います。


動物よけ警笛を装着したのは、3年位前ののですが有効なのか今までに動物をはねた事は1度もありません。



走行中に路肩に動物がいるのは見かけることはありますが、ほとんどの場合私の車両から逃げるようにして離れて行きまし

た。



動物をはねて車が損傷すると修理に高額な金額がかかります。



動物よけ警笛は、安価なので車を運転して走行する方には是非装着をおすすめします。


私がこの動物よけ警笛を購入したのは、カー用品店でしたが需要が少ないのかその店舗には無くなっていました。


今では、インターネットでの購入をおすすめします。 


 


メーカーは数社あり様々な形態のものがあります。



価格は、1000円位から3000円位になります。


この製品は、両面テープで左右に1個づつ計2個を貼るだけなので装着は簡単です。


私の周りには装着した車両を見ることはありません


個人の意見としては、装着する車両が増加する事を望んでいます。


車好きには、見てくれが気になると思いますが装着した状況は格好良く見えるので問題ないと思います。


この動物よけ警笛は、走行時の風力を利用して効能を発揮するもので無音で人間にはその音は分かりません。


動物には、この警笛の音が聞こえるのを利用して動物よけ効果を期待するものです。



「故障車両表示義務違反」とは?


こんにちは、internaviこと的場です。


高速道路を走行しているとタイヤのバースト等の故障で停止している車両をよく見かけます。


しかし、そのほとんどが停止表示板を設置して交通事故防止の措置をしていません。


高速道路上で故障して車両を停止させるときは、「停止表示板」を設置しないと交通違反になります。


停止表示義務は、高速自動車道又は自動車専用道路の本線車道、加速車線、減速車線、登坂車線若しくは路肩、路側帯において故障その他の理由により自動車を運転することができなくなったとき生ずるものでいわゆるランプウェイは含まれない。 


「故障その他の理由」

とは、燃料、冷却水又は原動機のオイルの量の不足、エンジンのオーバーヒート等による故障の他、運転者の病気等を指すも

のと解する。


この交通違反は、駐停車違反との併合罪となる。


 


ただ停止表示板を普段から車載していないと故障停止時に表示できません。


普段から停止表示板を車載していなくても交通違反になることはありません。


疑問に思うのは、停止表示板を車載しないと交通違反になるということを規定していないということです。


よく見かける故障して停止している車両のドライバーは、高速道路を一般道路と勘違いしているように思います。


高速道路が危険な道路である事を認識できていないのだと思います。


自分が運転している車両が故障して停止するときは、危険を回避する事を最優先に考えることに努めましょう。


そのためには、日常から停止表示板を車載し、いざという時のために備えましょう。


故障して停止した時には、発煙筒を点灯させ安全に留意しながら停止表示板を設置しましょう。


そして車両から離れて安全な場所へ避難し警察等関係機関に通報しましょう。


この交通違反は、

  道路交通法違反

    故障車両表示義務違反

     減点1点 反則金 大型車 7000円  二輪車、普通車 6000円

の違反として交通反則告知書により処理されます。


停止表示板は、普段から車載しましょう。




タイヤ溝の深さの交通違反!!


こんにちは、internaviこと的場です。



自分自身が乗車運転している車両のタイヤの溝の深さが基準に達していない状況で公道を運転して走行すると交通違反になることを知っていますか?


「タイヤの溝はまだあるから」と軽い気持ちでいませんか?



タイヤの溝の深さの規制の基準は、

大型車  3.2㎜

中型車  2.4㎜

普通車  1.6㎜

となっています。



下の写真は、タイヤの溝の深さを計量する

                  ディープスゲージ

という器具です。

20210603191743a72.jpg


公道をタイヤの溝の深さが基準外となっている状態で走行している時取締り中の警察官に停止を求められると、タイヤの溝の

深さを計量し交通違反と認められると青切符(交通反則告知書)で処理され、更に「整備通告書」で整備を求められる措置が

行われます。


 



反則告知の内容は、

  道路交通法違反

      整備不良(制動装置等)

          走行装置整備不良車運転

タイヤの溝の深さが減っている場合

   ◻️タイヤ摩耗

   ◻️タイヤの接地部に滑り止めがない

という違反処理が行われます。



減点は、-2点 

    反則金は、大型車 9000円、普通車 7000円

という違反です。



もう一つは、違反処罰が重い

    整備不良(制動装置等) 減点2点、大型車 12000円、普通車 9000円

という違反です。



タイヤの溝が摩耗すると何故危険なのかと言いますと、危険回避のための

      急ブレーキ

をかけた時の制動距離が伸びるということになります。



降雨時の路面湿潤の状況下では、路面乾燥時よりも更に制動距離が伸びます。



また、急カーブ等の場所においても路面がグリップ力が落ちるので遠心力も加わっている事も作用して外側に膨らむ原因にな

り対向車があるときには、正面衝突になってしまいます。



タイヤの溝の深さを日常から計測して違反状態なら交換するようにしましょう。


タイヤのAIR調整も少なくとも月2回位は、チェックして燃費対策も兼ねてバースト対策に心掛けましょう。