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こんにちは、internaviこと的場です。
交通違反は、1度に複数の違反をしている事をご存じですか?
例えば、携帯電話の違反についてはどうてしょうか。
この違反は、車を運転しているとき携帯電話を保持したり、注視することで違反が成立しますが「保持する」とは、片手で携帯電話を持つことで運転を片手ですることになります。
片手運転は、道路交通法(公安委員会順守事項違反)違反になります。
そして携帯電話を片手で保持し運転する行為は、前を見て運転に集中することを怠っているから安全運転義務違反、注意義務違反をしていることになります。
只今列挙しただけでも4個の交通違反が混在している事がお分かりだと思います。
実際に走行している場合には、具体的場面によっては、更に複数の追加の交通違反が成立する場合があると思います。
交通事故は、交通違反をしているから発生するのです。
交通違反の数が一つよりも二つ、二つよりも三つ、三つよりも四つと数が増えれば増えるほど交通事故の発生率が高くなることを分かって頂けたかと思います。
車両を運転して公道に出ると全てのドライバーは、必ず交通違反をしてしまっている事を知りましょう。
長い年月交通事故や交通違反をしていないのでゴールド免許を取得し運転している人の殆どの方が「私は、交通事故や交通違反はした事がありません」という人が多いのですが、これは誤りです。
交通事故は、起こしてしまえば明確に分かるので「交通事故を起こした事が無い」という表現は、正しいのかもしれません。
しかし、この「交通事故」の捉え方で意味が変わってきます。
自宅の壁や門扉に当たり擦った 道路の縁石に当たり擦った 立木の枝とボディーが擦った 等「この程度ならいいや」と思って警察に届けを出さないで終わっているケースがあるとしたらどうでしょう。
警察沙汰になってないから→「無事故」ととらえるのか 警察沙汰になってなくても→「交通事故」ととらえるのか の問題が出てきます。
ドライバーの殆どの方が、警察沙汰になってないから無事故ととらえていると思います。
運転免許を取得して運転行為を始めて長い年月の中で車のボディーを擦った事の無いドライバーは一人もいないと私は思っています。
擦った相手が立木の枝であっても接触しているのですから厳密に言えば交通事故です。
接触の程度によって警察に届けを出すか出さないかを決めるのが実情でしょう。
車両保険に入っている時等は、保険を使うために警察に届け出を行うという事もあるでしょう。
本来警察への届け出は、交通事故の大小に関わらず届け出なければなりません。
交通事故を起こしているのに警察へ届け出ない場合は、事故不申告の違反が成立します。
このように交通事故は交通違反があるから起きます。
交通違反がある時は、一つだけではなく複数の違反が同時にあるのだということを知ってください。
交通違反の数が多いほど危険度が高いという事を知りましょう。
他人事ではありません。
ドライバーは、一度運転して公道に出れば必ず交通違反をしてしまっている事を自覚してください。
そして少しでも交通事故を起こさない習慣を身に付けてください。
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