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Author:internavi
本名 的場 幸秀(まとば ゆきひで)1960年生まれ、奈良県在住の元警察官です。約35年間勤務 刑事、交通、地域、警務、高速道路交通警察隊で活躍。交通事故防止のために全力を挙げて活動。日々の気付いた交通違反の種類について綴っていきたいと思います。 メンタル心理ヘルスカウンセラー、メンタル心理インストラクター、チャイルド心理ヘルスカウンセラー、子ども心理インストラクター資格所持

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交通違反の種類を知って得するブログ
真の交通事故防止を叶えるため多種多様な事象をとらえていきます
仮免許教習はしっかり教えて!!
 昨日奈良県内の国道を走行中私の前を仮免許練習中の教習車が走行しました。

 しばらく追従していたところ信号交差点に差し掛かりました。

 どの方向に進行するのかを見ていると交差点を右折したのですが、交差点の中

心を通らず右折したのです。

 一瞬目を疑いました。

 助手席には教習所の教官が同乗して走り方を教えているはずなのに、右折方法

を間違えて曲がることに対して何の指導対応をしていないようでした。

 ドライバーが右折の方法を知らないというのは教習時に教えて貰っていないか

らだと思いました。

 この曲がり方は、滋賀県大津市で起きた交通事故が教訓になっていないのだな

と思うとガッカリしました。

 仮免許教習中に交通法規をしっかり教えて欲しいです。

 横に乗っている教官が何も感じないことに驚きました。

 この右折は、交差点右左折方法違反なります。

 反則告知となり減点1点、反則金4,000円になります。

 仮免許中に違反すると仮免許は取り消しになります。



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無防備な親子連れの信号待ち!!
 本日奈良県桜井市で横断するために信号待ちをしている親子連れを見ました。

 この親子もやっぱり走行している車両の事を見ていませんでした。

 滋賀県大津市での保育園児が被害に遭った交通事故の教訓が成されていないの

でしょう。

 自分に関係ないことで起きた被害は、所詮他人事なのだと思います。

 いつどこでどんな被害に遭うのか分からないので、常に危険を感じて歩行や横

断をして欲しいと思います。

 普段から常に注意を払い危険であることを習慣になるまで身につけて欲しいと

思います。

 親が子供に注意の払い方を教える事をしないといざというときにどうするべき

かを身に付けることができません。

 そんな状況は何とか改善しないといけないのではないでしょうか。

 自分の身は自分で守らなければいけません。

 何かあってからでは遅いのです。



間違っている事を教えていた❗
 昨日ある部会に出席した時の事です。

 式次第の流れの中で外部講習の方が交通事故防止の事について約100名の前で

講義を行いました。

 この方は、自己紹介の中で元大阪府警察の警察官だったと説明し吹田の高速隊

において勤務していたと言っておられました。

 私も、交通事故防止対策を推進していますので凄く興味がありました。

 講義を受けて感じたのは、はっきり言って残念でした。

 内容は、警察が普段から合言葉に使うような内容の事ばかりで興味をひくもの

は無かったのです。

 そればかりか、話の内容に数ヶ所に間違った教示をしているところがあったの

です。

 例えば、「傘をさして自転車に乗った男性が右側通行で対面で走行してきたら

どうしますか?」という問い掛けをして受講者に聞いたあと、正しい対応を説明

するのに「傘をさして前を見ていない事が多く危険なので警音器を鳴らして気づ

かせるという方法を取って下さい」と説明していました。

 私は、はっきり言って驚きました。

 この講師は、交通違反になることをするように言ったのです。

 この講師は、色々な所で講義をしていると言っていましたのでこのように間違

った教示をしているということになります。

 警音器は鳴らさなくてはならないときと、鳴らしてはいけない時が分かれてい

ます。
 
 対面で自転車が傘をさして走行して来たので危険を感じ警音器を鳴らすという

行為は、交通違反になります。

 この講義を聞いていた人達は、何も言いませんでいたが間違っていることを元

警察官が自信を持って教えるということの影響は改善されることを願うばかりで

す。

 それと同時に私自身もこのような間違いを起こさないように注意して交通事故

防止対策を行っていきたいと思います。



片手ハンドルで運転すると違反!!
 片手ハンドルで運転すると交通違反になることを知っていますか?

 交通違反になることを知らない方は勿論ですが、交通違反になることを知って

いる方も何の違反になるのかは知らないのではないでしょうか?

 最近の走行する一般車両を見ていると、タバコを吸うため左右どちらかの手で

タバコを持ち片手ハンドルで運転したり運転席窓から手を外に出して左手でハン

ドル操作をして走行する車両をよく見るようになりました。

 このような運転をしている車両は、蛇行運転をしているのをよく見かけます。

 片手ハンドルで運転するのがいかに不安定なのかが自覚できていないのでしょ

う。

 車を運転するには、マニュアル、オートマチックを問わずチェンジの切り替え

が必要ですのでどうしても片手ハンドルでの運転が余儀無くされることになりま

す。

 厳密に言えばこの運転も交通違反になることになりますが、やむを得ないとい

うことで免除されているということです。

 ドライバーのほとんどがこの片手ハンドルでの運転が交通違反になることを知

らないか自覚していないのでしょう。

 それでは、この片手ハンドルでの運転は、何違反になるかを説明します。

 片手ハンドルでの運転は、公安委員会遵守事項違反、安全運転義務違反となり

ます。

 道路交通法に明記されているということは、危険な行為であることから明記さ

れているということを認識し交通事故防止のために自分の運転を再確認して片手

ハンドルでの運転が癖になっているドライバーは、片手ハンドルでの運転をしな

いようにしましょう。



センターライン寄りの走行!!
 本日奈良県橿原市甘樫丘付近で30分間停止して対向車の走行状況を確認して

みました。

 30分間の間に100台の車両が対向したのですが、左側寄りに走行したのは30台

でした。

 本来は、左側寄りに100台が走行しなければいけないのに異常な結果と言えま

す。

 この右側寄りの車両は、対向車が来てもそのまま走行して対向車と接触事故を

起こしそうになっていました。

 至る所でこの現象を見ます。

 それでは何故センターライン寄りを走行するのかを検証してみましょう。

 センターライン寄りに走行する原因は、ドライバーが体をドライビングシート

から左側に傾けて座ってハンドルの真上に右手を乗せ片手ハンドルで運転してい

るのが原因です。

 この姿勢で片手ハンドルで運転すると、車体の真ん中付近に体があるので車体

がセンターライン寄りに走行しているのにドライバーは、自分の体がセンターラ

インから50~60センチ離れたところを走行しているように見えているので実際

の車体の右側がセンターライン寄りに走行しているのを認識できていないからで

す。

 日本の車は、左側通行なので道路交通法上は左側に沿って走行しなければなら

ないと規定されています。

 警察は、センターライン寄りに走行しているだけでは交通違反として捕まえる

ことはありません。

 しかし、交通事故を真剣になくす活動を行うのであれば規定に基づく走行を指

導していけなければ最近問題になっている高齢者事故を無くす防止活動は成果が

上がらない事を再認識しないと何の効果も望めません。

 車を運転する上で、会話、携帯電話、目を開いているだけで前を見ていない、

道路交通法を理解していない等交通事故を起こす前にとらなければならない対策

は山積みです。

 今すぐに出来ることを一つづつこなせば高齢者事故を少しでも減らすことが出

来ると思います。

 すぐできることにまず力を注がないのが歯痒くてなりません。
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