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Author:internavi
本名 的場 幸秀(まとば ゆきひで)1960年生まれ、奈良県在住の元警察官です。約35年間勤務 刑事、交通、地域、警務、高速道路交通警察隊で活躍。交通事故防止のために全力を挙げて活動。日々の気付いた交通違反の種類について綴っていきたいと思います。 メンタル心理ヘルスカウンセラー、メンタル心理インストラクター、チャイルド心理ヘルスカウンセラー、子ども心理インストラクター資格所持

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交通違反の種類を知って得するブログ
真の交通事故防止を叶えるため多種多様な事象をとらえていきます
車は走る凶器という再認識が必要!!
 私が、以前から訴えて来た「車は走る凶器」ということの被害者が増えてしま

いました。

 池袋の高齢者が運転する車が自転車で横断中の親子の命を奪ってしまいまし

た。

 本当に痛ましい交通事故です。

 この行為は、交通事故なので殺人罪ではなく違う法律で処理されます。

 被害者の家族は納得いきませんよね。

 一瞬にして目の前にいた家族がいなくなるというのは、気が変になる出来事で

す。

 では何故この交通事故が起きたのかを考えてみましょう。

 ニュースの映像で見た限りでは車種はTOYOTAのプリウスだったと思います。

 ハイブリッドカーで燃費を考えて購入する人気車種です。

 しかし、燃費を考えるあまり自分の乗っている車の性能を体験を通して知った

上で運転している人が増えすぎている現状を知っていますか?

 普段からアクセルをどのくらい踏み込むとどんな反応を示すか?

 ブレーキを踏むとどのような反応を示し停止するか?

 ハンドルを切るのにどの位ハンドルをきるとどのような反応をするのか?

等を普段から自分の運転技能として身に付けていない事が最大の交通事故につな

がる原因ではないかと思うのです。
 
 車線を走行するのに車線内を走れない、真っ直ぐ走らなければならないのに左

や右に蛇行する運転しかできない、前を見ているようで見ていない、等の現状が

問題だと思います。

 ドライバー一人一人が「車は、走る凶器である」事を自覚して交通事故防止を

考えて運転して欲しいものです。



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踏切遮断棒ノコギリでの切断行為!!
 この数日の間で話題になっている踏切遮断棒をノコギリで切断したドライバー

が器物損壊容疑で逮捕された事件がワイドショー等で報道されています。

 人身事故で踏切が開かない状況で腹が立ったのは、分からないわけではありま

せんが遮断棒をノコギリで切断することなど大人の常識に反しています。

ニュースになりスピード逮捕に至りましたが、器物損壊事案はよく現行犯しか処

理できないということです相手にもされないことがありました。

 私が警察官として現役の時にも先輩から「器物損壊は現行犯しか処理でか無い

んや。

 もっと法律を勉強しろ。」と言われ納得がいかなかった私は、先輩に逆らって

口論になったのを思い出しました。

 世間の反響を浴びた事件は、処理して反響を浴びなかった事件は処理しないで

はおかしな現状があるとしか言いようがありません。

 今回の事件の容疑は、物損壊事件として逮捕したと報道されていましたが、言

うまでもなく道路交通法(遮断踏切)の違反になりますので併せて事件処理がな

されることだと思います。

 因みに遮断踏切の違反は、普通の踏切不停止違反よりも危険な行為なので罰則

は厳しくなることを知っておいてください。 

 車を運転するドライバーは、違反をしないようにしましょう。



歩行者の信号無視違反検挙は遅すぎでは?
 本日早朝の報道番組のニュースで赤信号無視の歩行者と走行中の単車が衝突す

る交通事故があり、赤信号無視の歩行者を信号無視違反で異例の検挙送致したと

報道されていました。

 この交通事故をきっかけにして各方面の場所で信号無視をする状況を調査した

結果が流されていましたが、私の今の素直な感想は「今さらか」という気持ちで

した。 

 私が現役の時から歩行者赤信号無視の違反を取締りするように上司や組織に何

度も申し入れしたのに、申し入れする度に門前払いの対応を受けたのです。

 では何故今回この交通事故で歩行者を異例の検挙送致したのかというとおそら

く単車のドライバーを事件処理して送致するにあたって歩行者を同様に検挙送致

しないと事件処理が成り立たなかった現状があったのだと思います。

 今回のニュースになったきっかけも実際に交通事故が発生したからですが、発

生していなければ問題視されることは無かったと思います。

 警察は、自分達から進んで物事を先を読んで処理や防止をしようとしない組織

なので、今回の事があると珍しく感じるのでしょう。

 世間の人達ももっと警察に適切に法律を行使出来るようになって欲しいと日々

呼び掛けましょう。