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Author:internavi
本名 的場 幸秀(まとば ゆきひで)1960年生まれ、奈良県在住の元警察官です。約35年間勤務 刑事、交通、地域、警務、高速道路交通警察隊で活躍。交通事故防止のために全力を挙げて活動。日々の気付いた交通違反の種類について綴っていきたいと思います。 メンタル心理ヘルスカウンセラー、メンタル心理インストラクター、チャイルド心理ヘルスカウンセラー、子ども心理インストラクター資格所持

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交通違反の種類を知って得するブログ
真の交通事故防止を叶えるため多種多様な事象をとらえていきます
単車の通行方法は正しいですか?
 赤色信号で停止中の車両の左側に2台の単車が停止しています。
 この単車は、2台とも停止中の軽四の左側に後から来て停止しました。
 見て分かると思いますが、2台の単車は外側線を超えて路側帯の中に入って停止しています。
 
この2台の単車は、走行中の私の左横を追い越しこの場所まで来て停止しています。
 この単車は、交通違反をしていると思いますか?
 走行中の私の左横を追い越す行為、赤色信号の手前で路側帯の中を走行停止している行為の違反があります。
 
それでは、どんな違反が成立するかという事ですが、走行中の車両の左側を追い越す行為は、道路交通法違反(通行区分違反)左側追い越し違反になり、停止線手前まで路側帯を通行する行為は、道路交通法違反(通行区分違反)路側帯通行違反になります。
 減点2点、反則金大型車12,000円、普通車9,000円、二輪車7,000円、原付6,000円になります。

P9020003.jpg

 しかし、現実にはこの取り締まりがされていません。
 取り締まられないから単車のドライバーは、無法状態で走行しています。
 私が警察官の現役の時は、よく取り締まりをしました。
 取り締まり方を知らない警察官には、取り締まりの方法を教えました。
 現在この違反を取り締まらないのは、取り締まりの仕方を知らないから教えることが出来る警察官がいないので無法状態になっているのだと思います。
 取り締まりをしないからますます違反単車が増え続けているという現状になっているのだと思います。
 この違反は、私が以前から「ひったくり発生にも大きな影響がある」と訴えているのですが、何の対応もできていないのでしょう。
 交通事故防止は勿論、犯罪発生を未然に防止するためにも取り締まりを強化し違反行為を減少させて欲しいものです。



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貴方ならどのように駐車しますか?
 写真の道路は、駐車禁止標識の無い道路です。
 片側一車線の路側帯の幅は、30センチメートル位です。
 
道路ですので駐車しない法がいいのですが、この場所は、駐車方法を誤らなければ駐車違反にならない駐車ができます。
 駐車違反にならない駐車方法は、外側線に車体の左側を沿わせて駐車すれば駐車違反になりません。
 
駐車禁止規制標識が無い場所では、「指定規制」では無く「法定規制」となります。
 法定規制の場合は、駐車する際左側に0.75メートルの余地を開けてすることになっていますが、外側線等がある場合を考慮して場所により判断しなければいけません。
 
 この場所は、外側線があるので路側帯が30センチメートルであっても車体の左側を外側線に沿わせて駐車すれば駐車違反になりません。
 
 この場所で駐車違反すると、放置駐車違反(駐車禁止場所等)減点2点、反則金大型車21,000円、普通車15,000円、二輪車原付9,000円になります。

DSCF0523.jpg

 駐車する際には、交通法規を遵守して違反しないように駐車してください。



貴方ならどのように通行しますか?
 コンビニエンスストア前の駐車場出入口の写真です。
 
 中央付近の縁石端黄色と黄色の間が車両が通行できる場所です。
 この部分は、車道には外側線があり歩道がある駐車場への出入口になっています。
 
 貴方なら車道から駐車場に入る場合どのように通行しますか?
 どこのコンビニエンスストア前も同じようになっている場所があります。
 
 この場所を入る場合は、外側線があり歩道があるので歩行者がいてもいなくても路外に出る直前で必ず一時停止をして駐車場に入るのが正解です。
 
 駐車場から車道に出る場合も直前で一時停止しなければなりません。
 コンビニエンスストアに入る車両を見ていると100%一時停止している車両はありません。
 
 一時停止しなければ道路交通法(通行区分違反)減点2点、反則金大型車12,000円、普通車9,000円、二輪車7,000円、原付6,000円の違反になります。

DSCF0324.jpg

 この交通法規を守るためには、日常の運転において習慣づけるようにしないと身に付きません。
 交通事故防止のためにも、習慣づけてこのような場所では停止するようにしましょう。




センターラインを割る車両と何度もニアミス!!
 大阪堺市に用件に行ってから奈良県に戻り、天理市内を走行中1キロメートル走向する間に5台のセンターラインを割って走行してきた車両とあわや当たりそうになりました。
 
   クラクションを鳴らし何とか難を逃れましたが、このセンターラインを割って走行してくる車があまりにも増えている事に恐怖を感じています。
 公安委員会や警察が、交通事故防止を呼び掛けていますが今やそのレベルを超えている現状が有ることを認識しなければいけないと思います。
 
 個々のドライバーが、この危険な状況を認識して欲しいです。
 センターラインを割って走行してくる車両のドライバーは、全てのドライバーが、前を見ていませんでした。
 
 更に、片手ハンドルで運転しておりハンドルの上に手を乗せ走行している状況でした。
 ハンドルの上に手を乗せ片手ハンドルで運転するドライバーが異常とも言えるほど増加しています。
 この運転は、脇見をすると自分では気付かない間に真っ直ぐ走れない状況を起こしてしまいます。
 
 ハンドルは、両手で把持して運転しなければ交通違反になることを再認識してください。
 この違反は、安全運転義務違反公安委員会遵守事項違反等が成立することを理解しましょう。

交差点右左折方法違反とは?
 交差点右左折方法違反について説明します。
 
 普段公道を走行していて交通法規通り右左折している車両を見たことがありません。
 特に、交差点を右折する場合に交差点の中央直近を通行しなければならないのに実際には、交通法規通り通行している車両はありません。
 
 通行車両のどの車両も最短距離を通り信号待ちしている停止車両の右角をかすめるようにして曲がる車が殆どです。
 何故交差点の中央直近を通過して右折しなければいけないのかを考えてください。
 
 道路交通法で何故規定さているかというと危険だからです。
 この写真では、中央にマーキングされていますがマーキングされて無くても中央直近を通行してください。
 左フロントタイヤがマーキングに沿うようにして通過するのが交通法規通りの右折の方法です。
 
 この違反は、道路交通法(交差点右左折方法違反)違反、減点1点、大型車6,000円、二輪車4,000円、原付3,000円の違反となります。

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 交通事故防止を最優先に考えると交通法規を守って走行することが最低限の対策だと思います。




踏切で確実に停止していますか?
 踏切で確実に停止している車両を最近やっと見かけるようになってきました。
 踏切事故のことを考えると非常に喜ばしい事です。
 踏切には、種類があるのをご存知ですか?
 
踏切の種類は、
  第1種踏切  〇 手動式しゃ断機で、終日警手がつくもの
             〇 自動式しゃ断機及び警報機が設置されているもの
            〇 自動式しゃ断機及び警報機が設置され時間帯を限って警手がつくもの
  第2種踏切  〇 手動式しゃ断機で、一定の時間に警手がつくもの
  第3種踏切  〇 警報機のみのもの
  第4種踏切  〇 上記以外(しゃ断機も警報機もないもの)のもの
があります。
 
停止する地点については、停止線が設置されている踏切と停止線が設置されていない踏切があります。
 写真の踏切は、しゃ断機があり停止線が設置されている踏切です。

DSCF0317.jpg

 写真は、しゃ断機が下りて来ている状態を撮影したものですが、この状態で踏切手前で停止せずに通過した場合はどのような違反が成立するか分かりますか?
 
踏切の違反には、「踏切不停止等」と「しゃ断踏切立入り」の違反があります。
 
 「踏切不停止等」は、減点2点、反則金大型車12,000円、普通車9,000円、二輪車7,000円、原付6,000円の違反になります。
 
 「しゃ断踏切立入り」は、減点2点、反則金大型車15,000円、普通車12,000円、二輪車9,000円、原付7,000円の違反になります。
 
 「しゃ断踏切立入り」違反の反則金が、「踏切不停止等」違反の反則金より金額が高いのは危険度が高い違反であるということです。
 
 写真の踏切の状態で停止せずに踏切を通過した場合は、「しゃ断踏切立入り」違反となります。
 踏切での交通違反は危険です。
 
 交通事故を起こさないためにも交通法規、交通ルールを守って運転しましょう。



一時停止場所の停止線等のマーキンが消えている場所!!
 一時停止規制場所の停止線が消えている場所です。
 道路標示が消えていてもオーバーハングで規制標識が設置されているので規制の効力的には問題ないのですが、ドライバーの立場からすると道路標示としてのラインがマーキングされているほうが止まる場所を誤らないと思います。
 
この場所には、街路樹も立っていて見通しも木が茂り邪魔になりかけていますので「一時停止」規制が分かりにくくなっています。
 
規制を掛けた場所は、規制の効力が無くならないように適正な管理をお願いしたいと思います。
 この場所は、T字交差点で見通しが悪い場所なので交通事故防止のための対策を早急に行われることを期待します。

DSCF0314.jpg




殆どのドライバーがミラーを見ていないのを知っていますか?
 公道を走行している車両のドライバーは、ルームミラーやサイドミラーを見て左右後方を確認して走行していないのを知っていますか?
 指定速度50キロメートルの国道を時速30キロ位で走行している車両がありました。
 

 この車両の前には、200メートルぐらい先に車が見えるほど離れているのに30キロくらいで走行しているのでした。
 言うまでもなくこの車両の後方には渋滞が起きていました。


 私は、この車両の真後ろでしたが、信号待ちで停止した時などにドライバーを観察したところサイドミラーやルームミラーを見ていないのが分かりました。
 ミラーを見ていないので自分の後方で渋滞が起きていることに気付かないのです。
 

 それも自分が原因だと言うことも分からないのです。
 この様なドライバーは、走向している車両の7~8割の車両の特徴だと言えます。この様なドライバーは、この時だけで無く日常的にこの様な運転をしているのだと言えます。


 この様な車両が、8割程も走行していると言うことは、それだけ交通事故が何時発生してもおかしくない状況があると言うことです。
 ひとたび公道を走向する時は、直ぐ身近に交通事故の危険が潜んでいると言うことを肝に銘じて運転しましょう。